夏バテ予防に ピーマン!!
昨年の半値近い店も!!
ピーマン

 

蒸し暑いこの時期、目に鮮やかな緑が涼感、食欲を与えてくれるピーマン。ハウス栽培で一年中出回るが、旬は夏だ。中南米が原産地とされ、日本には江戸時代に伝わったといわれる。

日本で一般的に販売するピーマンは緑色。熟す前に収穫しているためで、栽培を続けると赤、黄などカラフルになる。苦味があるため、子どもの嫌いな野菜とされていたが、最近では品種改良などで食べやすくなった。

栄養面ではビタミンCが豊富で、しかも加熱しても壊れにくいのが特徴だ。疲労回復に効果的なので夏バテを予防するために積極的に料理に取り入れたい。

主産地の岩手県では雨、曇りなど天候に恵まれなかったため、収穫量は例年よりも若干少なめに始まったが「今後は回復に向かう」(JA新いわて)という。

前倒し出荷の影響で小売価格は昨年に比べ、半値近い店舗も。店頭では表面にツヤがあり、果肉が厚めでかたいものを選びたい。変形していても味には関係ない。

 

2008/8/16 日経夕刊より